TopPage | Volunteer |
■刃物の使い方、手入の仕方 | ・皆で資材置き場に道具を取りに出掛けた。 施錠された広場にブルーシートに覆われた道具が置いてあった。 カマ、ナタ、ノコギリ、剪定ハサミ、チリトリ、熊手、保守道具などがあった。 ・会員は自分用の固有番号のある道具を用いる。 私の固有番号が付与された道具が準備されて、既に資材置き場に置いてあった。 事前に準備してあったが、ボランティアの役員が行ったのか、区職員なのかは分からない。 ボランティア作業ではあるが、これも目にしない裏方に支えられているのね。 ・竹用のノコと剪定ハサミを用いたが、これらは番号札の付いた紐で束ねられていた。 紐を解いて、紐を置き、道具はやはり借りた腰のベルトにぶら下げた。 ・竹用のノコは、木材用に比べ目が細かい。 高価でかなり切れそう。 ・剪定ハサミで細い竹を切る際は竹に対して垂直に刃を入れても簡単に切れるが、 太い竹を切る際は斜めに刃を入れ回すようにして切ると切り易い。 【注意】 太い竹を切ろうする際、ハサミの軸に近い方を持って力を入れると、ハサミに親指と人差し指の間を挟むことがある。 【注意】 剪定ハサミを鞘に戻す際位は、ハサミのストッパを外して鞘に入れる。 ハサミがバネで開くことで鞘から落ち難くなる。 ・剪定ハサミの彎曲した刃はナイフとして使うことができ、紐の切断、将来、「板橋区の森」で熊よけに木に巻いてある古くなった物を外す際にも使える。 ・使用後は、液体洗剤を付けて2〜3分で汚れが浮いてくるのでタオルで拭き取り、CRC-55で錆止めする。 【注意】 ハサミ、ノコの鞘には切粉が入っているので、逆さにして払ってから収納する。 ・自分の番号札の付いた紐で束ね、皆一列に並べて員数確認した。 ・道具は資材置き場に置きに行った。 |
■竹林の状況、見極め方、手入の方法 | ・残念なことに、部位などの専門用語もあったが、記憶できなかった。(笑) 別途、自習ですな。(^-^; ・竹は筍のときにその太さが決まる。 木材の様に後で太くなることはない。 ・竹の成長点は節毎にあるため成長が早い。 24時間に1m成長した記録があるらしい。 ・新竹(一年もの)は節毎に平行に白い帯がある。 筍時の皮が残っているものもある。 ・竹林は傘を差して通り抜けられる程度の間隔が理想的である。 ・竹林が密集し過ぎると細い竹が生えてくる。 ・竹が枯れるサインとしては、最後に花が咲いて終わると言う。 ・伐採する竹は、竹の先の方が曲がったものや、密集の具合を見て決める。 |
■竹の切り方、枝の払い方 | ・木材の伐採と異なりノコギリの刃を入れる方向は、倒す方向に余り関係しない。 ・竹を伐り倒す際は、節の間を地面に水平に竹の半分迄ノコギリを入れ、反対側からはその1cm程度上に同様にノコギリを入れる。 その状況でも竹は未だ立っているので、最後はノコギリを入れたところを蹴ると簡単に倒れる。 ・竹の枝払いは、刃物を使うより、太めの竹で枝の根本を叩くと比較的簡単に払える。 ・古く黄ばんだ竹は固く切り難いが、青竹は柔らかく切り安い。特に伐り出した竹は水分が多く簡単に切れる。 ・伐り出した竹は、廃棄物として出すため、40cm長に切る。(都の廃棄物は、60cm長迄の規程と言う。) 【注意】 ノコを引く際は、ノコが抜けても足(膝)に当たらないような足の位置(立ち位置)を取る。 |
■竹の伐採 | ・実作業に入った時には、既に、伐採作業が終了していたので 状況は分からない。 しかし、会長のご配慮で、一本だけ伐採を経験できた。 感謝感謝 ・三本が密集していた間の一本を伐採した。 確かに、とても簡単に刃が入り、蹴るまで立っていた。 ・倒す方向を見極め、一蹴り。 引き出し中間でノコギリで半分に切り運んだ。 |
■伐採した竹の始末 | ・道具の中に、竹を切る際にやぐらを組めるように杭もあったのね。 二つの杭を地面に差しクロスさせた杭を紐で縛り、その上に竹を乗せて切る。 なるほど都合が良い。 ・太目の竹で伐り出された孟宗竹の枝を払い、ノコギリで40cm長に切り、束ねる。 ・剪定ハサミを使って、枝も40cm長に切り、束ねるか、清掃袋詰める。 ・最後に、公園内の清掃。 落ちた葉などを清掃袋に詰めた。 ・束ねた竹や枝葉は、廃棄物として一か所に集めた。 ロープで札を付け注意喚起。 後日、処理業者が回収となる。(結構な量が積みあがった。) ・回収業者の手配も裏方の仕事なんだね。 組織的で段取りが良く大したもんです。 ・作業途中、竹を1.5m位に切り揃えたものを纏めていた人たちを見かけたが、 これもまた、何か事前準備の裏方の仕事の一部なんだろうか。 組織的だな〜。 また、参加者全員が、自分で仕事を見つけて率先して熟しているので、仕事が早い。 新人会員予備兵としていは、頼もしいと言うか、安心安心。 |