TopPage PRIDE
   神社と信仰

Pride TOP Respectability 神道 神社と信仰 my 御朱印帳 my ROOTS


発信発信者発信内容
2015.02.13

千葉 社殿

神社本殿は、建築構造から身舎(おもや 母屋)と庇(ひさし)に区分される。
身舎は、建物の本体で、前後(または左右)に柱を立てて梁を渡し、
その上方には屋根の頂部である大棟が位置する。 
庇は、身舎の外側に付け足されたもので、屋根は身舎から葺き下ろす。

古い形式の本殿は身舎だけからなる建物であって
奈良時代には正面に庇をつけ、
平安時代には側面や背面にも庇をつける大型の本殿になっている。
ご神体を奉安する奥の部屋を内陣、その手前の部屋を外陣というが、
鎌倉時代以降の本殿では、内陣の中を更に間仕切って内々陣を設けている。

拝殿本殿の正面に建てられ、弊殿は本殿と拝殿の間に設ける。
神楽殿は神楽を奏す建物。
神饌所御供所ともいい、神前に奉る供物を調える建物である。
手水舎水盤舎水屋ともいい、神庫宝蔵ともいう。
神輿を納める神輿舎(しんよしゃ)を設ける神社が多い。
神社の事務や神職の控え室となる社務所
氏子の集会などに用いられる参集殿などが設けられる。
 
神明造 切妻造平入り。 高床式の穀物蔵の形から発達した 伊勢神宮など
大社造
住吉造
春日造
切妻造妻入り。 古代の住居の形から発達した 出雲大社
住吉大社
春日大社など
流造 前面が長くのびて向拝(ごはい・参拝者のための廂〈ひさし〉)となっている 上賀茂神社
下鴨神社など
八幡造 切妻平入の建物が二棟連結している 宇佐八幡宮など
権現造 本殿・幣殿・拝殿が連結した構造で、屋根の棟数が多く複雑になっている 北野天満宮
日光東照宮
鹿島神社など
浅間造 拝殿の上に流造の本殿が乗り、重層構造となっている 千葉神社など
発信発信者発信内容
2015.02.13

千葉 氏神神社と崇敬神社

神社は、氏神神社と崇敬神社の二つに大きく分けることができる。

氏神神社
地域の氏神様をお祀りする神社
氏姓を同じくする氏族の間で、自らの祖神(親神)や、氏族に縁の深い神様を氏神と称して祀ったことに由来し、
この血縁的集団を氏子と呼んでいる。
地縁的関係についても、次第に氏神・氏子という呼び方が、混同して用いられるようになった。

崇敬神社
地縁や血縁的な関係以外で、個人の特別な信仰等により崇敬される神社
発信発信者発信内容
2015.02.11

千葉 「六曜」もまた神道に無関係。 神道は?

「六曜」が伝来したのは、鎌倉〜室町時代のようだ。
即吉→共引→周吉→虚亡→泰安→赤口 が変化して、現在は、
先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口 となっているが、循環しているようで、実はそうでははい。
旧暦の毎月1日の六曜は以下のように固定されている。閏月は前の月と同じになる。

1月・7月2月・8月3月・9月4月・10月5月・11月6月・12月
先勝友引先負仏滅大安赤口

この「六曜」は、多分、陰陽五行説から派生したものだろうが、当然、神道にも仏教にも関係しない。
なのに、神仏事に「六曜」が影響を与えているのは面白い。



「干支」「六曜」「九星」「二十八宿」「二十七宿 心(しん)」「二十四節気」などがある。
「暦」は季節感があり、農林漁業などに便利そうではあるが、一方で、占星術のような側面がある。
「六曜」は最も単純で覚えやすく、普及したのだろう。

神道って、係争の元となることを全て削ぎ取った 純粋に現実の心にのみ特化した宗教だね。
過去や死者を恨むことなく、現実の幸福とその幸福を将来に引き継ごうとするだけを祈る。
支那の習近平やISILのような過激な信仰宗教は暴力的に淘汰しようとする動きをするような気がする。
朝鮮の宗教的思想統制された反日なども同様に、多様な人類の共存に自己矛盾が発生する。
神道は人類に取ってとても貴重な平和的宗教であるような気がする。
発信発信者発信内容
2015.02.11

千葉 「鳥居」の種類は単なる芸術作品であった

  鳥居には、神明鳥居系と明神鳥居系と大別するが、60数種類が存在する。
必ずしも神社に鳥居があるとは限らない。また、鳥居をもつお寺も存在する。
鳥居は、本殿のできる前から存在しており、単に、神の領域とを分ける存在なのだ。

神明鳥居系は、屋根の部分が笠木のみで、柱に転びがなく、直線的である。

明神鳥居系は、屋根の部分が笠木と島木からでき、、柱に転びもある。
更に、反りなどの曲線や追加的構造物が増して来た。
これらは、仏教渡来後影響を受け装飾性が加えられたものである。

数え方は、「1基、2基」と数える。一番外側から「一の鳥居、二の鳥居…」と呼ぶ。
神社の前に形成された町のことを「鳥居前町(とりいまえまち)」と呼ぶ。

鳥居の形式は好みによるところが多く、特段の意味を持たない。
鹿島神社に春日鳥居が建てられるなど祭神と関連を持つことは少ないが、
山王鳥居は日枝神社(山王神社、日吉神社)になどと結びつくものもある。

神明鳥居系直線的で素朴である。徐々に樹皮付き丸木から樹皮剥き丸木、更に角材の使用料に変化がある。
黒木鳥居 全ての構造体が樹皮付き丸太
(原始的には、ツルなどで結んだと思われる。)
野宮神社など
白木鳥居
(素木鳥居)
(丸太鳥居)
(皮剥鳥居)
全ての構造体が樹皮剥きの丸太 木嶋座天照御魂神社
など
靖国鳥居 貫が角柱状である。 靖国神社など
伊勢鳥居
(神明鳥居)
笠木は五角柱、貫は角柱状である。 伊勢神宮外宮
熱田神宮など
内宮源鳥居 更に、柱が八角柱である。 飛鳥坐神社
吉田神社など
鹿島鳥居 貫が角柱状で、柱から出ている。 鹿島神宮など
宗忠鳥居 額束、くさびがある 宗忠神社
畝傍山口神社など
明神鳥居系島木(屋根が二十構造)があり、柱に転びがある。徐々に反りなどの曲線や追加的構造が増す。
春日鳥居 笠木、島木は両端垂直切り 春日大社など
八幡鳥居 笠木、島木の両端斜め切り 八幡神社など
中山鳥居 反り増し、転び共にある。
貫が角柱状で、柱から出ない。
額束がある。
中山神社など
明神鳥居 貫は角柱状、柱から出る。
【最も一般的】
台輪鳥居 台輪がある。 和岐坐天乃夫伎売神社
一言主神社など
奴禰(ぬね)鳥居 額束の両脇に筋かい(?)のようなものがある。 日之出稲荷神社
荷田社など
山王鳥居 笠木の上に破風の合掌鳥居がある。
藁坐がある。
日吉大社
日枝神社など
両部鳥居
(権現鳥居)
鳥居の前後に小柱を設けている。 気比神宮
厳島神社など
三輪鳥居 鳥居の両脇に脇鳥居が付く。 大神神社
檜原神社など
三柱鳥居 三本の八角形の柱がある。 木島坐天照御魂神社
など
唐破風鳥居 笠木・島木が唐破風型である。 厳島神社など
発信発信者発信内容
2015.02.08

千葉 「七福神」」て神社にもお寺にもあるけど。。

渡来したのは、陰陽五行説・仏教・儒教などと同じころ。
勿論、「古事記」「日本書記」には登場せず、別の信仰であった。 室町時代に庶民の間で広がったもので、
三福神、五福神、七福神などあり、江戸時代になって、現在の体系が整った。
神社やお寺にて祀られたり、神仏融合や神道の神々の結びつけられるなどは、当然のように行われた。

恵比寿天(えびすてん)唯一の日本の神様 水蛭子(葦船で流された)魚業の神、特に商売繁昌の神様
大黒天(だいこくてん)ヒンドゥー教のシヴァ神の化身マハーカーラ神大国主命と神仏習合、農産・福徳の神
毘沙門天(びしゃもんてん)ヒンドゥー教の財宝神クベーラに由来財福富貴の神
弁財天(べんざいてん)ヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティー神財福、文芸、学問の才、長寿の神
福禄寿(ふくろくじゅ)道教の宋の道士天南星、道教神で南極星の化身の南極老人「福」「禄」「長寿」を体現
寿老人(じゅろうじん)道教の神で南極星の化身の南極老人(福禄寿と同一神)「長寿」を体現
布袋尊(ほていそん)唐末期の明州に実在の禅僧 契此弥勒菩薩の化身



お多福、吉祥天、達磨、宇賀神(男弁天)などを加えて、「八福神」とする地方もあるようだ。

いずれにしても、神道には関係ない。 神社などからすれば、これもまた多角経営の努力の一形態のようだ。
発信発信者発信内容
2015.02.07

千葉 「妙見」は仏教用語

  千葉神社では、神社でありながら、神社とは異なる妙な様式や雰囲気がある。
「妙見」が主たる信仰の中心であるが、調べて見ると。。

「妙見」は、大蔵経の「七佛八菩薩所説大陀羅尼神呪経」の中でその意味が説明されている。
つまり「妙見」は「仏典」を根拠とする仏教用語である。

それはそのはず、千葉神社は、長保2年(西暦1000年)旧暦9月13日、『北斗山金剛授寺』なる寺号を
賜り中興開山されたが、明治2年(1869)の新政府発令による「神仏分離令」で、
神輿渡御(一言妙見大祭)を残すべく『千葉神社』と改称した。
つまり、「妙見」を 天之御中主大神 (アマノミナカヌシノオオカミ)と結びつけた(神仏習合)後に
発生した神道的行事を残すために、御神体が仏教由来の「妙見」のまま神社としたと言う訳である。

千葉神社は、「妙見」「陰陽五行」「五色御幣」「天神」を祀り、神道本来の信仰の中心である神々が
不在のままに、神仏習合をよりどころとする神社であり、斬新で不思議な複合神社なのだ。
本殿の二階建て造りも「雲」概念のある神道からすれば異質である。
発信発信者発信内容
2015.02.05

千葉 御幣の色

千葉神社の本殿から門を見ると、五色の御幣に目が行く。
お守りにも、「五色福徳守」と云って、五色のお守りがあった。 ここでの意味は、
・緑色:健康運
・赤色:恋愛運
・黄色:財運
・白色:勝運
・紫色:仕事運
そんな意味があったっけ? それに並べ方が左から? 一寸調べてみた。

古代中国に成立した五行説(ごぎょうせつ)に基づくもので、古くは『延喜式』に神前に供える幣物として
「五色幣の料の絹」「五色の帛」「五色物」とあり、五色の幣帛が祭料として欠かせぬものであった。
これは今日でも変わらず、宮中から勅祭社に奉献される幣帛は五色の布帛であり、
神前に供える御幣も白色の他、五色のものが用いられている。

具体的に「木・火・土・金・水」を色彩で表すと、「青・赤・黄・白・黒」の順序となり、
方位では「東・南・中央・西・北」を示すので、「土=黄=中央」が最も尊貴であるとも考えられている。
また、神社の殿内装飾として用いられる四神旗(しじんき)に描かれている四方位の霊獣も、
それぞれ五行に配されており、五神像では「東=青龍」「南=朱雀」「中央=黄龍」「西=白虎」「北=玄武」となっている。

現在、一般的に多くの神事で使われる色には、白色、金色、銀色、赤色があり、それらには特段の意味はないのだが、

【例1】白川神道では五色の神さま、真榊や五色旗また五色の御幣は下記の通り。
久久能智神(くくのちのかみ)青色(緑色)
火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)赤色(朱色)
埴山姫(はにやまひめ)黄色
金山毘古神(かなやまびこのかみ)白色
水波能売神(みずはのめのかみ)黒色(紫色)

【例2】神楽の舞殿の天井には『天蓋(くも)』、その御幣の色にも決まり事がある。
青色(緑色)青竜
赤色(朱色)朱雀
黄色黄竜中央
白色白虎西
黒色(紫色)玄武

【例3】亀山神社のヤブ(鬼)には順位が付いており、背負っている注連縄に付けた御幣の色で順位が判る。
一番ヤブは「白色」、 二番ヤブは「赤色」、三番ヤブは「青色」の御幣が付いている。

【例4】神社の儀式用が白色。 氏子さんに配るものが赤色 と云うのもある。

【例5】稲荷さま、疱瘡さまは赤色で、 他の神は白色 と云うのもある。

【例6】伊曽乃神社では、朔日御幣(ついたちごへい)、神社では月のお守りとして朔日御幣を授与している。
各月の御幣の色 
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
金色 紅白 黄色 桃色 黄緑色水色 緑色 橙色 茶色 紫色 紺色 白色 

陰陽五行説は、仏教、儒教と共に6世紀には既に支那より伝わっていたが、
「古事記」「日本書紀」には五行説は登場しない。
神道も仏教も陰陽五行説を取り込んだが、律令が整備されると、別の宗教として国家管理された。
平安時代末期ごろ、天文道の安倍氏と暦道の賀茂氏が二大宗家として独占的に支配するようになった。
陰陽五行説の神々を神道や仏教に結び付けようと云う動きも幾たびかあったが、いずれも衰退した。
五行の一形態(例えば、五色のみ)がそのころを偲ばせる形として残った。
現在の神社やお寺の極く一部で行われている根拠のない神仏事は、創意工夫(やご苦労)を感じさせる事例である。

御幣を作る


発信発信者発信内容
2015.01.22

千葉 神社の色々と神仏習合、神仏分離令

神々及び天皇・皇族を祀る神社以外にも、神道は、死後の人間を神格化して祭ったり、
日本の神々を仏教の仏が仮の姿で現れたものとする本地垂迹思想により神号したりもした。
例えば、菅原道真や徳川家康。 「天御中主大神」を「妙見菩薩」と云う。また、「七福神」も同様である。
また、明治2年(1869)の新政府発令による「神仏分離令」や 戦時中の神道国家管理で改称などで、更に複雑になった。
「妙見菩薩」「七福神」は、神社にもお寺にも祀られている。
千葉神社は、長保2年(西暦1000年)旧暦9月13日、『北斗山金剛授寺』なる寺号を賜り中興開山されたが、
神輿渡御(一言妙見大祭)を残すべく『千葉神社』と改称した。
東京大仏の乗蓮寺(じょうれんじ、東京都板橋区赤塚五丁目)は、「七福神」など何でも祀っている。

【神社】
大社出雲大社ゆかりの信仰の総本山である大きな神社諏訪大社、春日大社、日吉大社
└「大社」出雲大社の正式名称出雲大社
神宮天皇や皇族を祀っている神社
└「神宮」伊勢神宮の正式名称伊勢神宮
神明社伊勢神宮内宮(三重県伊勢市)を総本社とする神社
皇大神社(こうたいじんじゃ)、天祖神社(てんそじんじゃ)などとも云う
通称として「お伊勢さん」
神社一般的な神社
比較的小さな神社
   
【神仏習合神社】
明神社平安時代以降、神仏習合もあり神仏が明神、大明神と呼ばれていた神田明神
中世から近世に、神が本来の名前で呼ばれず、「明神」「権現」が通常であった
八幡宮応神天皇・比売(ヒメ)~・神功皇后を祀る神社宇佐八幡宮、鶴岡八幡宮
大分県宇佐市に鎮座する宇佐八幡宮を全国八幡の総本社とする
源頼朝が鎌倉の鶴岡八幡宮(八幡神)を創建されてから武士の信仰が広まった
水天宮仏教の「水天」の信仰
「水」字の「天之水分神・国之水分神」(あめのみくまり・くにのみくまり)と習合
「みくまり」音が「みこもり」(御子守り)に通じ「子育て・子守り」の神として信仰
東照宮徳川家康を祀る
天満宮菅原道真を祀る神社 天神信仰北野天満宮、太宰府天満宮、大阪天満宮
天神社菅原道真を祀る神社 天神信仰
戦時中、神道国家管理により「宮」から改称させられた
権現社権とは「臨時の」「仮の」という意味で、
仏が「仮に」神の形を取って「現れた」ことを示す
発信発信者発信内容
2015.01.13

千葉 神社の御祭神

御祭神古事日本神社足跡
妙見さま
【造化三神】
(ミョウケン)千葉神社、四柱神社最初の造化三神の一人。 天(高天原)の中央に座する主宰神(北極星)という意味で、宇宙の根源の神であり、宇宙そのものであるともされる。「妙見」様とも云う。
千葉家の守護神
 
├北辰菩薩北辰妙見尊星王:仏教岡太神社、太田神社
└天之御中主大神(アマノミナカヌシ) 
高御産巣日神
【造化三神】
(タカミムスヒ)四柱神社
安達太良神社
天地ができて高天の原に2番目に出現した神 
神産巣日神
【造化三神】
(カミムスヒ)四柱神社
安達太良神社
天地ができて高天の原に3番目に出現した神、後でオオケツヒメノカミの体から生まれた五穀を拾って種にしたり、大国主神を蘇らせたりする 
伊邪那岐神(イザナキノカミ)伊弉諾神宮
多賀大社
イザナミと日本国と八百万の神々を生んだ神。アマテラス、ツクヨミ、スサノオの三貴神を生み出す。 
伊邪那美神(イザナミノカミ)伊弉諾神宮
多賀大社
イザナキと日本国と八百万の神々を生み出すが、火の神を生んだ際に陰部を焼いて死ぬ。死後、黄泉の国に住む。 
水蛭子(ヒルコ)西宮神社イザナキ、イザナミから最初の子。不具の子で3年たっても足が立たず葦の船で流し捨てた。後の恵比寿(エビス)様として人々に祭られる。 
淡島(アワシマ)淡島神社イザナキ、イザナミの2番目の子供。これも子供の数に数えられない不具の子だったらしい。 
火之迦具土神(ヒノカグツチ)秋葉山本宮秋葉神社火の神。出産時、母イザナミは陰(ほと)をやけどし死ぬ。彼のせいで妻が死んだと怒った父、イザナキは彼を剣で殺してしまう 
神明さま(みょうじん)伊勢神宮、神明宮イザナキの左の目から生まれる。高天原を統べるが、弟スサノオが来た際、彼の乱暴狼藉を見て天の岩屋戸に隠れてしまうが、神々の機転で岩屋戸から出てくる。その後、彼女の孫が天孫として光臨してくる。 
└天照大御神(アマテラス)神明神社、神明社 
    
天之手力雄命(アメノタヂカラヲ)湯島天神、戸隠神社高天原にいる神で、アマテラスが天の岩屋戸に隠れた際、彼の剛力で、アマテラスが天の岩屋戸に戻れなくできた。 
思金神(オモヒカネノカミ)秩父神社アマテラスが岩戸隠れの際に、天の安原に集まった八百万の神に天照大神を岩戸の外に出すための知恵を授けたこととされている。葦原中国平定では、葦原中国に派遣する神の選定を行っている。その後の天孫降臨で瓊々杵尊に随伴した。 
└思兼神(おもひかねのかみ)  
    
建御雷之男神(タケミカヅチノヲ)鹿島神社イザナキが火の神を剣で殺した際に火の神のしたたる血から生まれた。その後、葦原津中国を平定するようアマテラスより命じられ、アメノカクカミとともに天降る。オオクニヌシに葦原の中央を譲ることを認めさせ平定したタケミカヅチは高天の原に復命した。 
├建御雷神(タケミカヅチノカミ)  
├武甕雷男神()  
└武甕槌大神()  
経津主神(ふつぬしのかみ)香取神社経津主神は武甕槌神と関係が深いとされ、両神は対で扱われることが多い。神名の「フツ」は刀剣で物が断ち切られる様を表し、刀剣の威力を神格化した神 
建速須佐之男命(タケハヤスサノヲ)根津神社、氷川神社イザナキの鼻から生まれる。父に海原を治めるようにいわれるも母のいる根の国に行きたいと泣き続ける。アマテラスを天の岩屋戸にこもらせる原因を作る。高天の原から追放された後、ヤマタノオロチを退治しその尻尾からクサナギノケンを発見する。オオクニヌシが根の国に来た際は様々な難題を出す。 
├須佐乃袁尊(すさのをのみこと)八坂神社、須佐神社 
├素戔男尊(すさのをのみこと)津島神社、熊野大社 
└素戔嗚尊(すさのをのみこと)  
    
天穂日神(アメノホヒノカミ)鷲宮神社天照大神の命で地上の統治者大国主命のもとに交渉役として遣わされる。彼を説得するどころか逆に大国主命に心服して地上に住み着き、3年経っても高天原にはなんの連絡もしなかった。 
建比良鳥命(タケヒナドリノミコト)鷲宮神社出雲など国造の祖神である 
├武日照命(たけひなてるのみこと)   
├天夷鳥命(あめのひなとり)   
└天日照命(あめのひなでり)   
大国主神(オオクニヌシカミ)出雲大社、鷲宮神社最初の名はオオナムヂ。兄弟神に殺害されるも母親により復活、スサノオを頼るが、後逃げる。スクナビコナとオオミワの両神の協力で国つくりを進める。
└大己貴命(おほなむちのみこと)大國魂神社、大神神社 
    
少名昆古那神(スクナビコナノカミ)大神神社、神田神社オオクニヌシが兄弟神を追放した後、葦原中津国を支配した祭に、海から船できた神で、父カミムスヒノカミの命で、オオクニヌシと義兄弟になり、一緒に国つくりを手伝うも途中でトコヨクニに行ってしまう。
└少彦名命(すくなびこなのかみ)  
    
大物主神(オオモノヌシノカミ)大神神社スクナビコナがトコヨクニに去ってしまった後、国つくりが途中で不安に思っていたオオクニヌシの元に光り輝きながらやってきた神。この神は、自分を大和国(奈良県)の御諸山に祭れば、国つくりを手伝うといい、オオクニヌシはその通りこの神を御諸山(三輪山)に祭った。「我は汝の幸魂(さきみたま)奇魂(くしみたま)なり」と答えたという。 
    
住吉さま(すみよし)住吉神社・住吉社社海上安全守護の神さまとして、海にまつわる漁業・水にまつわる農耕の神さまとして、また和歌の神さまとしても広く信仰されている。 
├底筒之男命(ソコツツノオノミコト) 
├中筒之男命(ナカツツノオノミコト) 
└表筒之男命(ウワツツノオノミコト) 
諏訪さま(すわ)諏訪神社武勇の神として武家の崇敬を集めた。また風雨の神、鍛冶の神、農耕・狩猟・開拓の守護神
└建御名方神(たけみなかたのかみ)  
稲荷さま(いなり)稲荷神社、稲荷農業の神様だが、今は広く商業・産業を守護する神さまとされている。
└宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)  
八幡さま 八幡神社・八幡宮武家の守護神
└応神天皇(第十五代天皇)  
天神さま 天神社・天満宮学問の神さま
└菅原道真公(元右大臣)  
浅間さま 浅間神社富士信仰に基づいて富士山を神格化した
浅間大神(浅間神)
└木花咲耶姫命(このはなのさくやひめ)  
大権現さま 日光東照宮江戸幕府初代将軍・徳川家康を神格化した
└徳川家康(将軍)  
明神さま 神田明神仏教の仏の化身、
日本の神仏習合における仏教的な神の称号の一つ
   
発信発信者発信内容
2015.01.10

千葉 御朱印帳 その2

お手軽ではないが、全国の古い神社を調べて見た。
天皇は人間であり、偉人も含めて神格化する日本特有の信仰心において、
「古事記」「日本書記」で記載される神を祀る神社は、何故が有難味が違うような気がする。

全国の古い神社 (神代:西暦1000年BC〜200年AD代の縄文時代晩期から弥生時代のこと)
旧石器伊弉諾神宮伊邪那岐、伊耶那美(伊邪那岐)神代兵庫県淡路市多賀7400799-80-5001
縄文出雲大社大国主命(天照大神)神代島根県出雲市大社町杵築東1950853-53-3100
縄文鷲宮神宮大国主命(天穂日命)神代埼玉県久喜市鷲宮1-6-10480-58-0434
縄文鹿島神宮武甕槌大神(神武天皇)神代茨城県鹿嶋市宮中2306-10299-82-1209
縄文香取神宮経津主大神(神武天皇)神代千葉県香取市香取16970487-57-3211
縄文氷川神社須佐之男命、稲田姫命、大己貴命(孝昭天皇)神代埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407048-641-0137
弥生秩父神社八意思兼命、知知夫彦命、秩父宮雍仁(崇神)神代埼玉県秩父市番場町1-30494-22-0262
弥生大神神社大物主大神(崇神天皇)神代奈良県桜井市三輪14220744-42-6633
弥生石上神宮布都御魂大神(崇神天皇)神代奈良県天理市布留町3840743-62-0900
弥生伊勢神宮天照大神(垂仁天皇)神代三重県伊勢市宇治館町10596-24-1111
弥生宗像大社田心姫神、湍津姫神、市杵島姫神(神功皇后)神代福岡県宗像市田島23310940-62-1311
弥生大己貴神社大己貴命、天照皇大神、春日大神(神功皇后)神代福岡県朝倉郡筑前町弥永697-30946-24-5805
飛鳥津島神社建速須佐之男命(欽明天皇) 愛知県津島市神明町10567-26-3216
飛鳥八坂神社素戔嗚尊、櫛稲田姫命、八柱御子神(斉明) 京都府京都市東山区祇園町北側625075-561-6155
飛鳥上賀茂神社賀茂別雷大神(天武天皇) 京都府京都市北区上賀茂本山339075-781-0011
飛鳥若宮八幡社仁徳天皇、応神天皇、武内宿禰命(天武天皇)  愛知県名古屋市中区栄3-35-30052-241-0810
奈良二見興玉神社夫婦岩(僧 行基) 三重県伊勢市二見町江5750596-43-2020

発信発信者発信内容
2015.01.08

千葉 史書と神社と史実との関係

神社創建の歴史的位置を分かり易くする為に作表して見た。

地主神社松尾大社
  -  ・・・ 
高天原 -  ・・・ 
 時代  -  伊邪那岐伊耶那美
-----------
国生時代23M-  
-----------
旧石器 -  
 時代  -14k 天照大神素盞鳴尊、天之手力雄命伊弉諾神宮←伊弉諾は余生を過した
-----------
 14k-  天忍穂耳尊天穂日神縄文文字ヲシテ 7kBC 黄河文明 3kBC 稲作伝来
縄文時代 -  瓊瓊杵尊大国主神出雲大社三内丸山遺跡(青森) 2000BC〜夏 1600BC〜殷
  -  彦火火出見尊 鷲宮神社神籬・磐境の神勅(神産霊神) 1100BC〜 西周
  -  彦波瀲武盧茲草葺不合尊771BC〜 楚呉越
 660-5851神武天皇鹿島神宮香取神宮ミカサフミ」「カクのフミ(フトマニなど)
 581-5492綏靖天皇 ホツマツタヱ
 549-5113安寧天皇 
 510-4774懿徳天皇 
 475-3935孝昭天皇 氷川神社
-----------
 392-2916孝安天皇 稲作技術普及、邪馬台国
弥生時代290-2157孝霊天皇 登呂遺跡(静岡)、吉野ケ里遺跡(佐賀)220BS〜 秦
 214-1588孝元天皇 206BC〜 漢
 158-989開化天皇 
 97-3010崇神天皇秩父神社大神神社石上神宮
 29-7011垂仁天皇伊勢神宮 57 倭奴国王、後漢に遣使、光武帝の印綬を受ける
 71-13012景行天皇 大國魂神社107 倭国王師升等、後漢に遣使
 131-19013成務天皇日本武尊  熱田神宮根津神社
 178-20014仲哀天皇神功皇后  宗像大社大己貴神社239 倭邪馬台国卑弥呼(神功皇后)魏明帝の金印
 270-31015応神天皇 住吉神社248 壱与が女王となる
-----------
 313-39916仁徳天皇 
古墳時代400-40517履中天皇 
 406-41018反正天皇 
 412-45319允恭天皇 
 453-45620安康天皇 
 456-47921雄略天皇 湯島天満宮
 480-48422清寧天皇 
 485-48723顕宗天皇 
 488-49824仁賢天皇 
 498-50625武烈天皇 
 507-53126継体天皇 
 531-53527安閑天皇  
 535-53928宣化天皇 
-----------
 539-57129欽明天皇  津島神社陰陽五行説・仏教・儒教伝来
飛鳥時代572-58530敏達天皇 
 585-58731用明天皇 587 蘇我馬子、物部守屋を滅ぼす
 587-59232崇峻天皇蘇我馬子592 蘇我馬子が崇峻天皇を暗殺。推古天皇が即位
 592-62833推古天皇聖徳太子603 冠位12階、604 憲法17条、607 第1回遣隋使
 629-64134舒明天皇 630 第1回遣唐使
 642-64535皇極天皇 
 642-65436孝徳天皇中大兄皇子、中臣鎌足645 大化改新、647 七色十三階の冠位
 655-66137斉明天皇 八坂神社
 668-67138天智天皇 670 庚午年籍(戸籍)を作成、初めて「日本」と号する
 671-67239弘文天皇 672 壬申の乱
 673-68640天武天皇上賀茂神社若宮八幡社
 690-69741持統天皇 
 697-70742文武天皇701 大宝律令陰陽師の国家管理
-----------
 707-71543元明天皇 712 太安万呂「古事記
奈良時代715-72444元正天皇 720 舎人親王「日本書紀
 724-74945聖武天皇二見興玉神社神田神社739 法隆寺
 749-75846孝謙天皇 
 758-76447淳仁天皇 759 大伴家持「万葉集」

発信発信者発信内容
2015.01.06

千葉 御朱印帳

綺麗な御朱印帳を手に入れたが、これからどうする。
そこで、幾つかの疑問が生まれた。
@発祥は、仏教(お遍路)らしく、運用でメジャーなのは、お寺である。
A神仏混合での御朱印はどうだろう。諸説あるが、手持ちの御朱印帳の表紙が菅原道真だし。。
B神社、お寺、夫々のの御朱印はどの様なテーマで集めて行こうか。
 御祭神・宗派、歴史・知名度、・・・

東京五社、東京十社、東京十二社など (神代:西暦1000年BC〜200年AD代の縄文時代晩期から弥生時代のこと)
K鷲宮神社天穂日命、武夷鳥命、大己貴命(天穂日宮)神代埼玉県久喜市鷲宮1-6-10480-58-0434
DK大國魂神社大國魂大神(景行天皇)神代東京都府中市宮町3-1042-362-2130
榊神社天神第六代坐榊皇大御神(日本武尊)神代東京都台東区蔵前1-4-303-3851-1514
五条天神社大己貴命、少彦名命(日本武尊)神代東京都台東区上野公園4-1703-3821-4306
IK根津神社須佐之男命、大山咋命、誉田別命(日本武尊)神代東京都文京区根津1-28-903-3822-0753
IK神田神社大己貴命、少彦名命、平将門公(真神田臣) 730東京都千代田区外神田2-16-203-3254-0753
IK白山神社菊理姫命、伊弉諾命、伊弉冉命(白山比盗_社) 948東京都文京区白山5-31-2603‐3811‐6568
IK赤坂氷川神社素盞嗚尊、奇稲田姫命、大己貴命(?) 951東京都港区赤坂6-10-1203-3583-1935
IK芝大神宮天照大御神、豊受大神(一条天皇)1005東京都港区芝大門1-12-703-3431-4802
IK王子神社伊邪那岐命、伊邪那美命、天照大御神、他(?)106x東京都北区王子本町1-1-1203-3907-7808
IK品川神社天比理乃命、素盞嗚尊、宇賀之売命(源頼朝)1187東京都品川区北品川3-7-1503-3474-5575
DIK日枝神社大山咋神(江戸氏)1478東京都千代田区永田町2-10-503-3581-2471
IK富岡八幡宮応神天皇(永代島氏に御神託)1627東京都府江東区富岡1-20-303-3642-1315
IK亀戸天神社菅原道真公(末裔:菅原大鳥居信祐公)1646東京都江東区亀戸3-6-103-3681-0010
D靖国神社祖国に殉じられた神霊(明治天皇)1869東京都千代田区九段北3-1-103-3261-8326
D東京大神宮天照皇大神、豊受大神(明治天皇)1880東京都千代田区富士見2-4-103-3262-3566
D明治神宮明治天皇、昭憲皇太后(東京府)1920東京都渋谷区代々木神園町1-103-3379-5511
 
関東三大天神
IK亀戸天神社菅原道真公(末裔:菅原大鳥居信祐公)1646東京都江東区亀戸3-6-103-3681-0010
湯島天満宮天之手力雄命、菅原道真公(雄略天皇) 458 東京都文京区湯島3-30-103-3836-0753
谷保天満宮菅原道真公(末裔:菅原大鳥居信祐公) 903東京都国立市谷保5209042-576-5123

からが、お手軽かも知れない。

明治 平成
14000BC 14000BC 300BC 250 592 710 794 1185 1336 1603 1868 1989
旧石器 縄文 弥生 古墳 飛鳥 奈良 平安 鎌倉 室町 江戸 昭和
1573 1912
安土桃山 1926

管理者へメール メールを下さい。 掲載希望の情報やアイディアもお願いします。